Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://retromanga.blog34.fc2.com/tb.php/19-7e7d2a93

-件のトラックバック

-件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

わたしはだれ!?  丘けい子

1967年、少女週刊誌マーガレットにあるミステリー漫画が連載されました。
姉が読んでいたその雑誌で偶然目にしたその漫画のストーリに惹かれ、姉が買ってくるのを楽しみにしていました。しかし、姉は毎号買うわけではありませんでした。、買わないときは本屋で人目をはばかり立ち読みしました。(その頃男が少女漫画を読んでいると言うのは恥ずかしい事で勇気が要りました。)
しかし、毎号は見られず、結局私はその話がどのような結末になったのかわかりませんでした。

その漫画というのが丘けい子の「わたしはだれ!?」という漫画です。丘けい子にとってはマイナーな作品だったのでしょうか、あまり知られていないようです。しかし私にはとても強い印象を与え、丘けいこというと「わたしはだれ!?」が一番最初に思い浮かぶほどです。

漫画が連載中は「原作だれそれ」とかは書いてなかったので、私は丘けいこのオリジナル作品だと思っていました。後にこの漫画は実は「シンデレラの罠」という推理小説を元に描かれたものだと知りました。
漫画では結末を読む事が出来ず、どのような結末になるのかわからなかったので、ぜひ原作を読んでみたいとその頃から思っていましたが、今のように簡単に本を検索したりすることが出来ない時代でした。本屋でその本を見かけることは無く、しだいに記憶からは消えていきました。しかし大学生の頃、偶然書店でこの文庫本を見つけました。そのときの喜び様は無かったと思います。これでやっと結末がわかると思いました。

watasidare


作者はセバスチャン・ジャプリゾ (Sebastien Japrisot)というフランスの作家でした。ごらんのようにこの文庫本のカバーはこの小説の映画版の写真が使われていて、私は本を読んだあとは映画版にも興味を持ちましたが、テレビで放映されることも無く、映画についての情報も得られず、いまだ見たこともありません。インターネットでこの映画を検索したところによると1965年にフランスで製作され、日本では1968年に東和が配給し公開されたようです。ビデオ化もされていないようで現状ではこの映画を見ることは不可能なようです。丘けいこの漫画が1967年に発表されたということは彼女は多分この映画を見て、作品にすることにしたのでしょうか?

さて、推理小説「シンデレラの罠」の面白さはその発想でしょう。
この小説の宣伝文として次のような謳い文句がフランスでは使われたと言います。

『私がこれから物語る事件は巧妙に仕組まれた殺人事件です。
私はその事件で探偵です。
また証人です。 
また被害者です。
そのうえ犯人なのです。
私はその4人の全部なのです。
いったい私は何者でしょう。』

どうです?推理小説の読者を誘惑する文でしょう。
一人の主人公が一人四役を演ずるとはどういうことなのか?
こういう設定が可能であるのか?
その設定を可能にしたこの作家の腕がこの小説で堪能できるでしょう。

丘けい子の漫画もあらすじはまったく同じだったと思います。
孤児院で育った二人の少女のうち一人が大金持ちの遺産相続者だと判明し、
仲のよかったもう一人が、これを妬みすりかわろうとします。
火事の中一人は死に、もう一人は命が助かりますが、火事で以前の顔もわからないほどの火傷をして整形手術をしてまったく別の顔になります。ところが生き残った少女は記憶を失い
自分が誰かを思い出せません。・・・・と言う話です。
スポンサーサイト
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://retromanga.blog34.fc2.com/tb.php/19-7e7d2a93

0件のトラックバック

0件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

FC2カウンター

プロフィール

まぁ様

Author:まぁ様
昭和30~50年代のテレビ、漫画などに興味あり。

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。